井坪工務店

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中村 正憲
スタッフブログ
POST:中村 正憲 2023.01.14

卒業制作

こんにちは。工場の中村です。

昨年1月に柴犬の子犬が来てもうすぐ1年になります。

すっかり大きくなり遊ぶ時も全力で走って来るので押されて倒れる程になりました。

それでも家の中はペットのおかげで癒しの効果があるように思います。

同じようにクラフトファクトリーでは木材の香りに癒されています。

 

今年も昨年に続き小学校6年生の卒業制作のお手伝いをさせて頂く事になりました。

飯田市内の3校から依頼があり全部で196名分の工作材料を準備しています。

卒業制作の当日には始める前に日本の木材の話をさせて頂いています。

内容は林業に携わる人たちの話や木材の大事さを伝え、工作に使っている材料についても説明しています。

人と木材の関わりは古く、日本では3万年以上も昔から住宅の材料として活用されてきました。 国土の7割近くが森林の日本は、古くから木や森と密接な関係のもとで生活が成り立ってきました。 森林は木材の供給だけでなく、木の実やきのこと言った食料、落ち葉や樹皮は燃料としても、また家具や食器などにも活用されてきました。
 軽くて強い、そして加工性が良く、耐久性も十分な木材は理想的な建築材料です。

という様に言われています。

 

最近では森を守り育てていく仕組みが失われつつあります。日本人は森に恵まれています。失われつつある森との関係を取り戻すためには林業の人たちや山村の人たちだけではなく木を利用する自分たち、私たち井坪工務店で働く人たちも、日本の森を意識して行動することも大切なのかと思います。

たまに大きな森を歩いてみたり、キャンプに行ってみたり、森への理解を深めるのもいいと思います。

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森の恵みを感じるようなことを暮らしの一部に取り入れることキノコや木の実

を食べてみたり、森で育った木を使った木製の器や家具を使ってみたり、卒業制作を通しての木工体験で木を使い何かを作ってみたり、森との関わりと理解を深めるためにも

卒業制作がいい機会となればと思っています。

そんな貴重な機会を与えて頂いた事に感謝したいと思います。