皆さんこんにちは、社長の井坪です。

10月ももうすぐ終わります。

11月になると来年の準備がスタートします。早いですね〜

歳のせいなのか？この時世だからなのか？ココまでは、めちゃくちゃ早く感じている2021年です　※まだ終わっていませんが…

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

12月に東京で行われる職能技術を競う大会　技能五輪。

その大会の長野県代表選手に選ばれた、弊社の社員近藤直君（4年目・大工）が日曜日も休み無く頑張っています。

同様に休みがないのが、大会に向けて指導してくださる先生で二人三脚の特訓をして下さっています。

先日、日々彼が大会に向けて練習をしている飯田高等技術専門校を訪れた際、大会の課題作品の現物を見ました。

それは、見たこともないほどの複雑な作品！

『この技術は、建築現場のどこに使うの？』と言ってしまうほどの高度な技の連続で組み上がる作品で驚きました！

この図面を暗記し、書き上げ、正確に刻み、美しく組み上げる。これをわずか10時間以内にやる？できるのかな〜と見ていると、指導してくださっている先生が『社長…これは本当に難しい！図面を覚えて時間内に組み上げられれば…それは上出来な！』と言いました。

『そうだな〜先生。これ覚えるのだけだって大変だら』　先生『…（無言）』作品を撫でながら何度もうなずく先生。

近藤君になんと声をかけてあげれば良いのだろうと悩みました。

その後、行われた壮行会。選手となった近藤君の挨拶がありました。

『4年前、井坪工務店に入社して始めて見た先輩たちの仕事の衝撃を覚えました。それから今日まで、ずっとそれを目指して大工をやっています！まだ途中ですが、その努力がどれだけ全国に通用するか確かめたい！』と力強く、爽やかに語りました。

そうだな〜順位や成績、結果の心配より全力でまず挑むことをサポートしたいと思いました。

今の努力が出せれたら◎で結果は結果でいいじゃないか！

『近藤君！楽しめよ！！』と伝えたいと思いました。

彼の言葉で彼にかけるシンプルな言葉が見つかりました。

直向きな努力や情熱からは教えられる事が多いですね。感謝！