皆さんこんにちは、社長の井坪です。
長年使ったA2のコピー機もいよいよ役目が終わり、新型のコピー機が月曜日に我社にやってきました。
新たな相棒！さすが新型機は美しいですね♪

しかしながら、ひっそりと引き上げられていく今までの相棒（機械）の方に気持ちが動きます。
引上げのタイミングにたまたま居合わせましたので『今までありがとう！』と代表して感謝の気持ちを述べました。
どんなモノでも長年使うと愛着が湧きます。特に去り際はそんな気持ちを掻き立てますね。
新型機も同様の気持ちを持って大切に接して行きたいと思います。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

夏の様な猛暑の中、チーム井坪では建て方等の屋外での作業が続いております。
急激な暑さは日陰や室内に居ても耐え難く…まだ５月なのに熱中症等を心配してしまいます。
そんな中、新人達も初めての建て方に参加！
まだ名称と素材が一致しない中での材料の仕分け…悩んでいると「おい！早く上げろよ！！」と叱られます。
焦った表情に気づいたのか、一旦頭を冷静にする為に、棟梁からは「どれを上げるんだっけ？」と優しい声掛けが…
厳しくも優しい指導を受けながら「はい！」と大きい声を出し頑張っている姿は美しく、新人の特権の様な気もします。
２０数年前の新人の私も彼らと同様に何が何だか分からずに叱られてばかり…
初めての建て方も彼らと同様の《平屋》の住宅でした。
2階建てほど高くないので、下から見ているとチョロく感じたのに、桁の上では一歩も動けなくなった記憶があります。
地上と同じように（それ以上に）忍者のように動く先輩大工達！
止まっている私を見て先輩大工が「いいよ！危ないから下に行って段取り（材料を上げる仕事）をしてくれ」と言いました。恐怖に震えながら情けない気持ちで地上へ。すると今度は「〇〇を上げろ！」「早くしろ！」のオンパレードです。
焦って出来ることも出来なくなる有り様でした…（涙）
チームの一員として機能出来ない歯がゆさが更に自分を惨めな気持ちにさせました。
でも、この悔しい気持ちこそが今になれば成長への原動力となった気がしています。
振り返ると、紛れもなくこの建て方が私にとっての『大工の洗礼（プロの洗礼）』でした。
時は流れて、彼らも私の同じ平屋の建て方でプロデビュー！
『プロの洗礼』を受けて《悔しい気持ち》を持ち、大工として大きく成長することを期待しています。

しかし、平屋と言えども８０坪近い建物。さすがにデカイです！
猛暑の中、一日でここまでやってしまう井坪の大工達のチームワークは時代を超えて健在です。感謝！！