皆さんこんにちは、社長の井坪です。
日中暖かく夜は寒い…微妙な温度調整が求められるシーズンになりました。
厚着では暑すぎて薄着では寒すぎる、中間期は支度にも困りますね。
なるべく荷物を減らしたい私は、重ね着も少なくシンプルに結局薄着になっています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
10年程前に自宅リビング脇に作った無垢（ヒバ材）のウッドデッキ。
作ってからは、洗浄したり、ペンキを塗ったりして愛用してきました。
我が家と家族の想い出のシーンをつくってくれた場所の一つでもあります。
しかし近年、我が家の生活環境が変化し、このデッキを解体しサンルームに作り変えました。
新しいサンルームができる事へのワクワク感はスケールこそ違いますが新築されるお客様の気持ちと同じ。同時に解体時の悲しさも同じです。
想い出の場所が無くなる寂しさは、そこで過ごした時間が長ければ長いほど大きいものだと思います。
今風に言うと『〇〇ロス』
昨日まであったものが無くなる喪失感は人やモノばかりではなく場所でも同じなんだと思います。
普段の仕事の中で私たちは、新築への期待に応えることばかりに気持ちが奪われがちですが、解体がある場合ここの気持ちへの理解・共感が必要です…我が事として体験し初めて気づく施主心。
やり方（方法・手順）では無く想うこと・寄り添うこと（気づかい・心づかい）の方。
その心持ちと技術が重なって『人間らしい仕事』になる。
自身への反省も含めて『技と心』の大切さを知る機会になりました。感謝！