＜移住を決めた理由＞

関西での暮らしが長かった私たち家族が移住を考え始めたのは、3年前のことです。

士業に携わる私は場所にこだわらず、妻も当時年中児だった息子にとって良い環境なら都会へのこだわりはありませんでした。

スキーや山登りに来たこともあり、信州に馴染みがあったこと、下伊那郡松川町で求人を見つけたことをきっかけに移住を決意。

住居を探す中で紹介された駒ケ根へ車を走らせると、南アルプスと中央アルプスの両方を見渡せる伸びやかな風景が目に飛び込んできました。

その景色に言葉を失い、「どうせ住むなら景色の良いところがいい」と、この地で暮らすことを決めました。

 

＜住んでみての生活＞

暮らし始めて知ったのは、この土地に住む人の良さです。

気さくな人ばかりで、道で会えば皆あいさつをしてくれるし、子どもの名前をすぐに覚えて呼びかけてくれます。

妻が営業職でお客様のお宅に伺うと、すぐお茶とお菓子と漬け物でもてなしてくれます。

まるで家族みたいに接してくれることに驚き、また嬉しくもあり、無理なくこの土地に馴染めました。

景色も人も素敵。そんな駒ケ根に家を持とうと決めたのは移住後1年も経たないときでした。

この家で、朝日の昇る南アルプスを寝室や子供部屋から、夕焼けに染まる中央アルプスを和室から眺め、ウッドデッキで星空を仰ぐ日々を過ごし、いつも景色に癒やされています。

伊那谷は雪が少なく気候も穏やか。景色がきれいで毎日癒やされ、土地の人は気さくで親切な方ばかり。

子育てしやすい環境だと実感しています。

 

＜井坪工務店を選んだ理由＞

井坪工務店の「住まいの相談会」に参加し、大工の技をいかした木造造り、WB工法、リビングから庭につながる雰囲気、そして何より仕事に向きあう気持ちに惹かれました。

現場はいつもきれいで、施主のことをいつも気に掛けてくれ、大事な家を一緒につくってくれる安心感と建てた後も面倒を見てもらえる頼もしさがありました。

職人さんの仕事を見て、「顔の見える家づくり」はこういうことだと実感。

だから家の出来は心配せず、完成後もすべてに満足しています。

私たちの家は規格住宅fineをベースにした平屋の注文住宅です。

LDKを中心にシンプルな間取りで、南に張り出したウッドデッキでは家族でバーベキューを楽しみます。

冬は薪ストーブの炎を眺める時間が至福です。都会の利便性とは真逆の価値が駒ケ根での暮らしにはあります。

アルプスの山々が切り取る空の表情、素朴な煮物のおいしさ、小さな草木や虫たち。気づくと感性がよろこぶ小さな出来事がいっぱいです。

 

無垢材の優しい表情が包み込むLDK。料理をしながら家族の気配を感じられます。

 

リビングから庭へとつながる開放的な設計。薪ストーブのある暮らしで、家族との時間がより豊かに。

 

収納を兼ねた階段が楽しい子ども部屋。ロフトベッドで空間を有効活用し、遊びも学びものびのびと。

 

家族それぞれの使い方ができる和の空間。床を一段下げた設計で、アルプスを眺める特等席にも子どもの学習スペースにも。

 

ウッドデッキは家族のアウトドアリビング。週末はバーベキューを楽しみ、アウトドアな暮らしを日常に。

 

家の庭がキャンプ場に。テントを張って親子で過ごす時間は、子どもの成長と家族の絆を深める大切なひととき。

 

南アルプスと中央アルプスに抱かれた伊那谷に佇む平屋。ブラックの外壁に木の温もりが映え、自然と調和するモダンな佇まい。