“家族のために”と家づくりをはじめました

井坪工務店で大工、大工棟梁をして働いてきた私は、これまでに多くのお客様の
住まいを施工させていただきました。たくさんのご家族と向き合い、たくさんの
家づくりをしてきましたが、いざ自分の家を考えると難しいものです。お客様が
住まいをプランされる時に、お悩みになる気持ちがよくわかりました。そんな
大工の私が、家を建てようと決めました。まず飯田ハウジングセンターに出向き、
井坪工務店の実際に目で見て体で体感することで、家族にも井坪の品質を改め
て納得してもらいました。
そして、自ら考えた間取りを設計部と相談しながら進めました。新しい家で
どう生活したいのか、どんな家なら楽しく快適に暮らせるのかなど。住まいへの
様々な思いを家族と時間をかけて話しました。具体的には外壁や玄関のデザインを
重視し、玄関スペースを広くとり、来客を圧迫感なく迎えられるようにしました
廊下を最低限まで減らして。LDKなどの各部屋がより広い空間となるようにもしました。
大工をしていると、つくっていて手応えを感じる家があります。私が目指したのは。
そんな家だったのかもしれません。

“我が家をつくる幸せや喜びを。大工のわたしが改めて実感しました。

待望の住まいが完成しました。実際に住んでみると、どの部屋も窮屈な印象が無く、
広々として風通しもよく気持ちいいと家族も満足しています。空間を広げたことで
冬は少し寒いかなと思いましたが、ストーブ一台で快適に過ごせました。施工中には
妻や子供（あくまで施主様）が何度も現場を訪れて、父の仕事を家族に見せる
ことができたのもいい思い出です。
会社をはじめ協力業者の方たちには、大変感謝しています。住まいをつくる
大きな喜びをあらためて実感しました。家族は家全体を無駄なくフルに使って
過ごしており、私も施主としてとてもうれしく感じます。これから先、
この家を共に何十年と家族の暮らしを守り続けていきたいと思います。