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POST:井坪 寿晴 2025.07.04
変化の時代を歩む
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
今週は、大量の汗をかきに大都会まで行ってきました(笑)
都会の暑さは想像以上で、湿気と熱気で、まるで歩くサウナ…。
飯田も十分に暑いんですが、戻ってきた瞬間「あれ?ここって意外と涼しい?」と錯覚するレベル。
こんな時こそ、しみじみ感じます。
「やっぱり家って、人を守る場所なんだな」って。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
総会シーズンもいよいよ終盤戦。
帰りの電車で窓の外を流れる景色をぼんやり眺めながら、ふと自分の「今」について考えていました。
気がつけば、私もいろんな会や組織に所属し、多くの方に支えてもらいながら、ここまで歩んできたんだな…と。
若い頃は「自分一人で何とかする!」と鼻息荒く思っていたものですが、年を重ねるにつれ、人とのつながりのありがたさ、多様な知見に触れることの大切さを、しみじみと実感するようになりました。
特に、こんな激動の時代だからこそ、です。
一社だけの考え、一業界だけの常識…それだけでは、もう乗り越えられない壁が増えています。
異なる分野で奮闘している方々の声に耳を傾け、時には手を取り合いながら進んでいく。
そんな姿勢がこれからますます大切になる。そう強く感じています。
「これまで」と「これから」。
この二つの間で、私たちは常に舵取りを迫られています。
長年積み重ねてきた技術、理念、お客様との信頼。それは絶対に手放してはいけない大切な財産です。
でも同時に、時代に合わせて大胆に変わる勇気も持たなければいけない。
正直言うと、いい年齢になると、つい経験に頼りがちです。
「昔はこうだった」「前回はこれでうまくいった」
そんな言葉が、つい口をついて出そうになる瞬間も増えました。
でも…「過去の延長線上に、未来はない」これは最近、特に自分に言い聞かせている言葉です。
「変わらないために、変わる」
このフレーズが、いまの時代をものすごくよく表している気がします。
私たちが守りたいもの、貫きたいものは“軸”。
でもその「伝え方」や「やり方」は、柔軟に変えていかなければいけない。
形は変えても、魂は変えない。
そんな進化が、これからの井坪工務店に必要だと感じています。
体力? まぁ正直、落ちてます(笑)
お酒? 昔ほどは飲めません(涙)
膝? 朝起きるとちょっとギクシャクしてます(苦笑)
白髪? そりゃ増えますよ、年齢相応に。
でも、衰えないものもちゃんとあるんです。
「もっと学びたい!」という好奇心。
「お客様のために、仲間のために、できることはないか?」と考える気持ち。
「困難が来た時こそ、なんとかしよう!」と立ち向かう意志。
そして、「明日はもっと良くなるはずだ!」と信じる希望。
これだけは年齢とともに、むしろ深まってきた気がしています。
だから「おっさんになったなぁ…」なんて嘆いている場合じゃない!
この変化の激流の中で、自分がどう進化できるか?
それが今、私に課せられている最大のテーマです。
経験という武器を持ちながら、新しい風もどんどん取り入れる。
過去への敬意と未来への期待を、両手にしっかり抱えながら、これからも、一歩一歩、前に進んでいきます。
変化を恐れず、でも軸はぶらさない。
そんな経営者でありたいと、今日もまた自分に言い聞かせています。感謝!