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POST:中村 正憲 2025.06.21
日常
こんにちは、工場の中村です。
梅雨の季節を迎え、雨の日が多くなってきました。時として災害級の激しい雨は自然の凄まじさを感じさせられますが、一方で作物を潤す恵みの雨もあります。どのような雨であっても、起きている現実そのものは変えられません。全ては自分自身がそれをどう受け取るかにかかっているのだと改めて感じています。
先日、東京の特別養護老人ホームでお世話になっている89歳の母に面会してきました。面会時間は15分から20分ほどの短い時間でしたが、元気そうな母の顔を見ることできて安心しました。認知症の症状があり、体も思うように動かないようですが、施設の皆さんに支えられながら、なにげない日常を過ごしているようです。
この母の現在の状況について父と話をしました。その中で気づいたのは、どんな小さなことでも、よく見つめてみればそれらは全て奇跡のような出来事だということです。外側に特別な奇跡を求めるのではなく、自分の視点が変わることで、すでに目の前にあるものや出来事の尊さに気づく。それこそが真の奇跡であり、自然と感謝の気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
今回の面会を通して、目の前のどんな小さな出来事にも意味があり、そのことを有り難く思えることが何より大切なのだと深く感じました。