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POST:井坪 寿晴 2025.05.16
母はずっと、母のまま
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
夏日になるほど日中は暑くなる日もあり、朝晩の寒暖差が大きいこの季節。
皆さん、体調など崩されていませんか?
私はというと、相変わらず衣替えのタイミングを見失い、中間期の服が見当たらず季節をしのげずに困っています。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
先週末は「母の日」でしたね。
我が家では、妻が東京の娘たちのもとへ出かけていたため、珍しく母と私と息子の三人だけの夕食となりました。
せっかくだからと、飯田市街にある焼き肉屋へ。
“母の日だから、今日はご馳走するよ”なんて張り切っていたのですが、気づけばお店の手配や予約もろもろ、先に母が段取りを済ませてくれていて……
結局、私は「支払っただけの人」になってしまったような(笑)
席に着くと、少しだけ肉を食べて母はこう言いました。
「ご馳走様!私はもうお腹いっぱい。後は二人でたくさん食べなさいね」と。
そう言って焼き肉を頬張る息子と私を嬉しそうに見つめる母を、私はなんとも言えぬ気持ちで見つめていました。
ああ、母はずっと“母”なんだな〜。
私も気づけば50代半ば。
すっかり大人になり、親になったつもりでも、自分の母の前では、やっぱりどこか子どものままなんですよね。
“親はきっと、ずっと親”。
当たり前のようで、実はかけがえのないこと。
そんなことを、改めて感じさせられた母の日でした。
そして、あらためて母の姿に教えられたような気がします。
「与える人は、見返りを求めない」それが、本当に強くて、やさしい人のあり方なんだと。
仕事も、人との付き合いも、きっと同じです。
損得ではなく、思いやりで動ける人こそが、周囲を温かく照らしていく。
私もそんな大人でありたいし、
私たち井坪工務店も、そんな会社でありたいと思います。
皆さんにとっての母の日が、あたたかなものであったことを願って。感謝!