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POST:井坪 寿晴 2025.03.14
『現場きれい』と経営者の責任
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
最近は寒さも和らぎ、日も長くなり、少しずつ春の足音を感じるようになりました。
もう少しで新しい始まりの季節です♪ なんだかワクワクしますね!
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私には兄貴のような存在と思う方が有り難いことに数名います。その中の一人が、イビケンの西村さんです。
彼はBinoを牽引するリーダーですが、その舵取りの手腕だけでなく、人柄がとても魅力的な方です。
今週、久しぶりにサシで話す機会がありましたが、改めてその懐の深さと熱意を感じる時間となりました。
私はこれまで少し離れた距離で彼の挑戦を見てきました。上手くいったこともあれば、うまくいかなかったこともあります。しかし、彼の最大の魅力は、不屈の魂でトライ&エラーを繰り返しながら前進し続ける姿勢にあります。「言うは易し行うは難し」とはよく言いますが、それを実践することの大変さを知っているからこそ、彼の挑戦には大いに勇気づけられます。
そんな尊敬する西村さんから、「自分も考えさせられることが多かったので参考になるかも」と住宅産業塾の塾長・長井さんの講話動画を紹介していただきました。
長井さんは80歳を超える業界の重鎮であり、『現場きれい』の指導者として長年活動されてきた方です。その講話の内容は圧巻でした。
「現場が汚いのは住宅産業だけだ。100円ショップでさえ、汚い商品なんてないのに、命を担保に買う家を建てる現場の意識が低すぎる!」と痛烈に一喝。さらに、「もし現場がきちんとしていないのであれば、それは経営者の責任。経営者が現場を軽視しているからだ!」と断言されました。
録画にも関わらず、その言葉に背筋が伸びる思いがしました。私自身、現場の重要性を強く意識し、社員や職人たちと共に取り組んでいるつもりですが、まだまだやるべきことがあると痛感しました。
清掃だけではなく…整理・整頓・清掃の意味を再確認し、多くのヒントや気づきを得る貴重な機会となりました。
50代半ばに差し掛かると、頭ごなしに叱られることは少なくなります。今回はVTRではありましたが、頭ごなしに言われることの大切さを改めて実感しました。
こうした機会をいただけたことに感謝し、より良い現場づくりに向けて、さらに精進していこうと思います。感謝!