私たちの「今」も、いつか誰かの「昔」になる - 井坪工務店|長野県飯田市の工務店

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井坪 寿晴
代表ブログ
POST:井坪 寿晴 2024.12.20

私たちの「今」も、いつか誰かの「昔」になる

皆さんこんにちは、社長の井坪です。

この12月は近年にない忘年会の多さでお酒を飲む機会が多くなりました。

コロナ禍が訪れてからはもうこんな12月はしばらくないな〜と思っていたので、“こんな時期”の訪れをとても嬉しく感じました♪

私はお酒をどちらかと言うと飲む方なので、こんな事を言うと変かも知れませんが、特に飲まなくても仲間と集まって顔を合わせこの一年の健闘を称えあえる事は大事だな〜と思っています。

今週末が私にとっては今年ラストの自社の忘年会ですが、本社で働く多くの社員さんが参加しますので、この厳しい環境下でも素晴らしい仕事をしてくれた仲間達に健闘を称えたいと思います!

 

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」を私は見ていなかったのですが、先日このドラマを話題にお話をしてくれた方がいたので、少々その時代背景となる平安時代について考えを巡らせてみました。すると学の乏しい私でも、藤原道長の栄華も、紫式部の才気も、『源氏物語』の世界観も、断片的な知識でしかありませんがなんとなく知っているのです。

不思議なもので千年以上も昔の時代なのに、どこか華やかで魅力的な輝きを放っている平安時代。きっと当時を生きた人々も、私たちと同じように喜び、悩み、夢見ていたのでしょう。

そこでふと考えました。では、千年後の未来から見た私たちの時代は、どのように映るのでしょうか?

「あぁ、2024年か。なんてショボい時代だったんだろう」

そんな風に思われたくはないですね。でも、それは単なる見栄や虚栄心からではありません。

確かに、私たち一人一人は小さな存在で世界を大きく変えられるわけでもない。それでも、この時代に生きる一人として、未来に誇れる何かを残したい。でもそれは壮大な功績である必要はないと思うのです。

日々の仕事に真摯に向き合うこと。 誰かの笑顔のために尽くすこと。 より良い社会のために勇気の声を上げること。

私たちにできることは、確かに限られているかもしれません。でも、それは「無力」とは違います。微力だけれど積み重ねは必ず形になる。そう信じています。

いつか、未来の誰かが現在という時代を振り返ったとき、「あの時代の人々は、きっと懸命に生きていたんだね」そんな風に思ってもらえたら。

私も、この時代を作る一員として、小さくても確かな光を灯していきたいと思います。

それが千年前の平安人が私たちに残してくれた輝きに、現代を生きる私たちなりの方法で応える術なのかもしれません。感謝!