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POST:井坪 寿晴 2024.11.16
長州巡り
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
11月も半ばになると、今年の終わりと来年の予定も見えてきて、色々と忙しい気分になります。
もう分かっていることですが焦ったからといって時間の内容が変わるわけでもないのですが、やっぱりジタバタしている自分。まだまだ成長の足りない私です。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
季節は秋から冬ですがまだまだ暖かい日が続きましたので、八日会の皆様とほぼ半袖姿で山口県に行ってきました♪
八日会については以前にこのブログで書いたかも知れませんが、私が先代を失った時期にお世話になっていた大先輩の社長さんから「おい!お前さんも若くてオヤジが死んじゃったから、俺のいる勉強会に入れ!」「これはお前次第だけど、お前のオヤジくらいの年代の知り合いができるぞ!それはアンタにとって大切なことだぞ!」とお誘い頂き入会させて頂いた会です。
そんなありがたい声かけからご縁をいただきなんやかんやでもう10年以上お世話になっているわけですが、今回はその毎年恒例の旅行でした。
今年の行き先は山口県。多くの偉人や首相を輩出した県として知られていますので行く前から楽しみにしていました。
事前に旅行幹事補佐の平野さんから頂いた司馬遼太郎の街道をゆく1長州路編は旅先へのさらなる知識と楽しみを与えて下さり…旅行に行く楽しみは行きだけではない、飲み食いするだけではない…という事を教えて頂きました。
そんな知識を得た中で日本の英傑発症の地“松下村塾”を訪れました。
松蔭神社は駐車場も広く庭も美しく整備されており、鳥居をくぐり歩きながらまだ見ぬ松下村塾に心が高鳴りました。
あちらこちらで説明してくれる知識豊富のガイドさんにの説明も「いやいやここではもう松下村塾をまず見ましょう!」と思っていたのですが…なんとすでに目の前に見えている小屋のような小さな建物がその“松下村塾”でした!
そして奥を覗き込むと誰もが知る明治期の偉人達の顔が並びます!
誰もが、ここから吉田松蔭先生の教えを受けて育った偉人たち…その写真を見ていると、この場所の持つ深い意義が胸に迫り、規模や設備と教育は関係なく、教える側と学ぶ側の「情熱と内容」なのだろうと改めて思いました。
外には死に際に吉田松陰が残した言葉、「親思う心に勝る親心、今日のおとずれ何と聞くらむ」というものがあり印象に残りました。
子が親を思う心よりも、子を思いやる親の気持ちのほうがはるかに深いということ。そんな子供が今日処刑されると聞いて親はなんと聞くのか…
この言葉には特別な響きがあります。教育や子育てだけでなく、私の日々の仕事や人との関わり方にも、このような想いが活かされ続けるべきだと感じました。
この旅行で得た学びと感動を胸に、今後も日々を大切に過ごしていきたいと思います。感謝!