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POST:井坪 寿晴 2022.06.24
正射必中
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
曇り空で湿度が高くムシムシする嫌な天気が続いています。
ムシムシして眠れないと嫌だな〜と思い、寝入りの1時間除湿の冷房を入れて掛け布団を掛けずに寝ました…すると翌朝、強烈な肩痛に見舞われてしまいました。
この時期は、寝方や寝具も考えないと駄目だな〜と思っています。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
年に1回行っている社長社員個人面談がスタートしました。
社員の皆さんには経営計画発表会で発表してもらった“個人目標”を先ずはじめの話題として『半年くらい過ぎたけど、今年の個人目標はなんだった?』と聞いています。
すると『はい!自分の目標は①…②…③…です!』と明確に言える人や、ガサガサパラパラとメモを探す人、『えー』っと言ってフリーズして記憶をたぐる人(笑)そのスタイルは様々です。
次に『現在、その目標の進捗はどうですか?』と訪ねます。
するとここでも明確な人は明確ですし探す人は探すのです。
何が言いたいかと言うと、道が見えてる人はゴールできる可能性が高いんだな〜ということが分かります。
そして明確な人の特徴最後の一つが“自責である”ということでしょうか。
とにかく上手く行かない事を他者や環境、条件のせいにせず、自分が何ができるか、または何ができたかを話すのです。
こういう社員さんと話していると弓道で言われる『正射必中』という言葉を思い出します。
〜『真』の弓は偽らない〜
弓道には正射必中という言葉があります。
これは正しい射法で射られた矢は、必ず中るという意味です。
そして、私たちは、的に中てるために、正しい射法を目指して日々練習するのです。
弓を射るということは、正しい射法を目指す、「真」の探求です。
そして、的は、私たちに、自分の今行った射が正しいものであるかを教えてくれる素晴らしい先生なのです。
一射ごとに「真」を求める姿勢、それこそが弓道です。
〜全日本弓道連盟HPより〜
弓道の『真』を求める姿勢と自責の人は共通するのです。
今はそれこそ前方の視界の悪さに加え縦横斜めに色々な風が吹く時代です。
こんな条件じゃあ真ん中を射抜けないよ…とか言って目標を諦めがちですが、弓道の姿勢で正しい姿に己を律していれば、正射必中は起こるのではないのかと思えました。
真っ直ぐな社員さんから今週も学ばさせていただきました。感謝