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POST:井坪 寿晴 2021.09.03
全力で!
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
静かに9月になりました。
今年もあと4ヶ月… 色々な季節の風物詩が中止や休止、無観客開催が続いている現状では『今年も、もう9月なのか〜』が正直な感想で、なかなか季節を感じきれずにいます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
そんな中で、行われた夏の風物詩“甲子園”
今年は記録的な大雨で順延が続き、たまたま日曜日が決勝戦となりリアルタイムで野球を見ることが出来ました。
決勝カードは、智弁学園(奈良県代表)と智弁和歌山(和歌山県代表)の姉妹校による智弁対決。
どっちが優勝しても智弁!学校関係者はさぞかし嬉しいだろうな〜なんて軽い気持ちで見ていましたが、ゲームが始まると親しい仲だからこそのリスペクトとプライドが美しくぶつかり、とても素晴らしいゲームになりました。
ご存知の方も多いかも知れませんが、試合を見ながら『あれ〜そういえばイチロー選手が報道番組で高校野球部に指導に行っていたのって智弁じゃなかったけ〜』と思い出しました。
早速タブレットで、高校野球…イチロー…と調べると『智弁和歌山』に教えに行っていたことがわかりました。
空覚えでしたのでYou Tubeでこの早速番組を確認すると、すぐに出てきましたのでそのまま視聴しました。
イチロー選手は『本気で日本一を目指しているチームの野球を体験したい!』とチームに3日間合流。その中で、メジャーリガーを上回るようなハードな練習をしている高校生たちに驚かれます。しかし流石世界のイチローです、2日目になると一緒に練習しながらアドバイスをします。『ハードな練習をしているとそれに備えて体力を温存する…』つまり全力を出し切れていない!というのです。走る、投げる、打つを全力で!指導は一貫していました。
バッテイングでは思い切り振る!『練習で出来ないことは本番で出来ないから』と笑います。
純粋な目でそれを聞く高校球児たち。まさに優勝した智弁和歌山の選手たちでした。
『ちゃんとやってよ 見てるから』
その言葉を残し、去っていったイチロー選手はどんな気持ちで『全力!』に応えた選手たちを見ていたのかな〜と思いました。
月曜日、仕事は野球じゃないけれど『全力・全開プレー』が起こした感動を見ただけに、一球入魂ならぬ一棟入魂の話を久々にしました。感謝!