journal

POST:井坪 寿晴 2021.05.14
心のあり方
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
世界では大国インドでの感染拡大!国内でも主要大都市の緊急事態宣言の発令&延長と出口の見えないコロナ禍が続いています…。
自身のこの一年を振り返ってみても『コロナ』で始まるブログ率の高さに驚かされています。
これは現在進行系ですが、それだけこのウィルスに翻弄された毎日が続いているとういうことですね。
願っても嘆いても変わらないものを宿命と言うなら、コロナ禍という『宿命』にザワザワしても仕方がないので、自分で変えれる方の、影響の輪が届く方のことに力を注いで『運命』をいい方向に向けていきたいと思っています。
そんなことを考えるとザワザワ感が消えていくので、心のあり方は大事ですね。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任だ」。
伝説の経営コンサルタント故・一倉定氏(1918〜1999)はこんな言葉を残している。
(進呈され大切にしている一倉氏の本)
無茶苦茶な主張のようにも聞こえるが、その真意はこうだ。
「自分が知らないところで起きた外部環境の変化や社員の行動も、すべて社長の責任である」。そう考えるくらいの強い責任感を経営トップに求めていた。
赤字企業の立て直しを一貫して手掛けてきた一倉氏が嫌ったのは、業績が悪い理由を社員のせいにしたり、景気や取引先など外部環境のせいにしたりする経営者だった。
このような経営者に対しては、烈火のごとく怒り、怒鳴り散らすだけでなく、時にはモノを投げつけるようなことさえあったという…。
同じ時代を生きていたら『社長(トップ)らしくしろ!』と怒られている自分が容易に想像できる。
めちゃくちゃ怖いが、コロナ禍における社長あり方も見えて来そうだ。
宿命すら我が責任としなさい!という一倉氏の教えを思えば、運命を変えるくらいの努力は簡単にできそうに見えるからだ。
決断すること、行動すること、責任を持つこと、あまり難しく悲観的に考えてしまうとなかなか前に進めない時代だからこそ、原則を中心にシンプルに肯定的な姿勢で生きることが大切だと思う。
変化の激しい新時代を生きているからこそ、なんやかんやで古い時代の人たちから『あり方』を学ぶことが多い今日この頃の私です。感謝!