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POST:井坪 寿晴 2021.05.07
良い文化
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
弊社では4日間のお休みとなったGWが終わり、通常業務が始まりました。
『長期休みの後は週中から始まっても全体朝礼スタート!』という長年の文化が発動した昨日のスタートでは、元気な顔が揃いました◎
社員が集まる全体朝礼は、朝の挨拶や表情などで、ひとり一人の調子がひと目でわかる有り難いことに加え、少しボーッとしている自分自身も、読み上げられ唱和する『心得とお客様への誓い』でシャキッとできますので、『長期休み⇒全体朝礼』は仕事モードになる良い文化だな〜と感じています。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
日本の会社では、休み明けが朝礼という会社はまだまだ多いと思いますし、長い歴史を持ち独自の文化になっているところも多いのだと思います。
井坪工務店も私が入社した頃(約30年位前)にはすでに『朝礼』が行われていました。
時代も時代で、所構わずの喫煙まだまだ許されていましたので、新米の私の朝一の仕事は『灰皿を並べること』でした。
職人とはいえ朝礼をしながら喫煙をしていいのですから驚きです!
そして、朝礼が始まるとあちこちで煙が上がります。よく見ると灰皿がないのにタバコに火をつける人もいたりです…。
これじゃあいい仕事が出来たとしてもNGです。
私も喫煙者でありましたが、タバコは『時と場所くらい選ぼう!』と喫煙ルールを作り実行しました。
『タバコは適切な場所で』と至るところに記し徹底し、特に目立った作業や運転をしながらの『くわえタバコ』も禁止にしました。合わせて事務所内も禁煙にし灰皿を処分しました。
理由は簡単で、どれも『いい職人・仕事人』が吸っていい適切な場所ではないからです。
現在は唯一の名残として書かれていた、認定資格者終了証の規約『くわえタバコは厳禁』の文字すら削除しましたので、喫煙ルールはチーム内で徹底され、伝えられて当たり前になり、飛躍的な進歩を遂げたのだと思います。
朝礼からタバコの話になってしまいましたが、これも時代と共に形を変えてきたことの一つ。
『なぜやるのか?』『何んの意味があるのか?』『それは必要なことなのか?』『続ける意味はあるのか?』この問に対して疑問が生じたら変化のチャンスです。
ダラダラと上辺を撫でて惰性で続けてみても意味がなければ腐ってしまう。
素直に正しく見て本質に踏み込めば、一時荒波は立ちますが…心配しなくても大切な芯は必ず残るもの…。
そんな風に変化・進化を繰り返して味のある文化をつくっていきたいと思います。感謝。