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POST:上原 忠 2026.08.29
「今どきの若い衆」に教えられたこと
休肝日という言葉は知っています。意味も理解しています。実践できているかは別の話です。工務の上原です。
暑い日の仕事終わり、「今日も暑かったから仕方ない」と冷えたビールに手を伸ばし、涼しくなれば「今日は頑張ったから仕方ない」。雨が降れば「こんな日は家でゆっくり飲もう」と、気が付けば一年中それなりの理由を見つけております。
歳を重ねれば、もう少し自制心というものが身につくと思っていましたが、どうやら酒との付き合い方については、まだまだ成長の余地がありそうです。
そんな自分の成長は棚に上げつつ、今回は先日、若い棟梁の一言から考えさせられた「人の成長」について書いてみたいと思います。

井坪工務店では、工事が完了すると社内検査を行います。関わった業者さんたちが清掃道具を持ち寄り、完成した家をみんなで磨き上げます。その後に行うのが反省会です。
ある日の反省会で、業者さんからこんな意見が出ました。
「施工中に〇〇を出したままにしないようにしてほしい。後の作業で余計な工程が増えてしまうから」
少し耳の痛い指摘でもあります。ところが、それを聞いた若い棟梁のK君が間髪入れずに、
「ありがとうございます!悪いところはどんどん言ってください!自分たちの成長につながります!」
……オジサン、ちょっと震えました。
正直なところ私は、「今どきの若い人は他人との付き合いもあっさりしていて、こちらが熱く語れば語るほど冷めてしまうのでは」などと、勝手に思っていました。でも、違いました。冷めていたのは若者ではなく、そんなふうに決めつけていた私のほうだったのかもしれません。
人の成長には、経験や技術だけでなく、「自分の悪いところを教えてほしい」と素直に言える姿勢も大切なのだと思います。
K君の一言で、若い棟梁の成長を感じると同時に、オジサンの思い込みもひとつ修正されました。
どうやらこの反省会、家づくりだけでなく、人間も少し磨かれるようです。すべての経験に感謝!
拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。