皆さんこんにちは、社長の井坪です。
2月に入ってもまだまだコロナ、コロナで注意が必要な毎日が続いております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年に入って、古くなった出欠勤パネルを事務の社員さんが新しい物に作り直してくれました。
設置箇所も玄関から一歩入った箇所に変わり、以前より「おはようございます！」の声が大きく聞こえてきます◎
実のところ出欠勤は、グループウェアーや日報でもわかりますし管理はできますが、一覧で皆にわかる事も『チームとして大切だ』ということでパネルが復活しました。

考案者のひとり設計リーダーの棚田君から朝礼で説明があり運用がスタート。
『初めの週は磁石移動だけでもできればいいかな』なんて思っていましたが、運用初日の翌朝出勤するとあることに気づきました。
磁石が丸いので、平行に注意しないと名前が斜めになるのです…
前日に移動されていた全員の磁石を見ると、見事に『全員がビッと平行になっていました！』
磁石の移動を心配していた自分が少し恥ずかしくなるような社員さん一人ひとりの意識の高さに感動しました。

ここであることを思い出しました。
先代の会長の一つの癖で、テーブルに置かれたノートや方眼紙を何回もイジって何かを直しているのです。
それが気になった私はある日「なにをやっているの？」と訪ねました。
すると「平行を見ている…俺は大工（職人）だから”矩（直角）”じゃないと気持ちが悪い…」と言ったのです。
テーブルとそこに置かれたノート等の直角を見ているんだな〜ということを知りました。
「こいうものが斜めでも平気な奴にいい仕事はできんからな！」笑いながら話していました。
もう何年も前の話ですが、なぜだか自分も習慣づけるようになっていました。

社員さんはこの話を多分聞いたことはありません。
でも磁石は見事に矩（直角）です！
「”俺達”は大工（職人）だから…」
ボードからそんな声が静かに聞こえてくる感じがしました。感謝！