井坪工務店

  • リクルート
TEL 0265-22-5262

OPEN 9:00~18:00 水曜定休 

journal

井坪 寿晴
代表ブログ
POST:井坪 寿晴 2021.01.15

無口な背中

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
昨年は無かった雪が、久しぶりに降りました。
寒さも数年前まで感じていた例年の厳しい冬の寒さに似ています。
コロナや異常気象と常識が変わっていく不安定なご時世で、『例年の的』な事が起こるとなんだか嬉しくなりますね。
雪かきも大変ですし、凍結した道路に注意しての運転も大変…でもなんだか嬉しい冬の気配を肌で感じています。
さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ラジオ出演の機会を頂き、祭日の月曜日に取材を受けました。
アナウンサーの方から「社長さんは50歳ですね」と聞かれ、「いや49歳です」と答えると、「1971年生まれですから今年で50歳ですよね」との事。自分自身があまり年齢を気にしなくなったせいか、「そうですか…ありがとうございます」と答える始末。
実際48なのか49なのかも微妙な理解でいた私ですが、50という単位を聞くと『あ〜もうそんな歳になるんだ…』と少し感慨深く思いました。
pixta_66547586_Sのコピー.jpg
実は、私がまだ20歳になるかならないかの頃、その頃暮らしていた東京のアパートから父親に電話で「今日誕生日だね。おめでとう!身体に気をつけて、仕事も無理しないように…”もう50だから”…」と今考えると生意気にもそんなことを言ったことがあります。
親元を離れて初めて思う親の誕生日。近くにいる時は気にもとめていなかった自分が、初めて親に送ったお祝いの言葉でした。
後日談で母親から聞いた話ですが、「(その日は)お父さんが、なんだかニコニコしながら珍しく早く帰ってきたんだに」「俺も50だ!って嬉しように言っとった」と聞きました。
pixta_13910715_Sのコピー.jpg
比べてみれば、随分幼く未熟な私が、あの頃のオヤジくらいの歳になるんだな〜と思うと不思議な気持ちです。
私は子供にどんな姿を見せられているのか?あの頃のオヤジのような語らずとも何かが伝わってくる『大きな無口な背中』に近づけているのか?自分ではわかりませんが…そこに近づいて行けるように、情熱を持ち直向きに生きて行かなければイカンな〜と気づかせてくれる出来事でした。感謝!