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POST:井坪 寿晴 2026.05.08
背伸びできるうちに
皆さんこんにちは、社長の井坪です。
桜の咲く頃、3月に神奈川の大学へ進学するため上京した息子が、一ヶ月ぶりに帰ってきました。たった一ヶ月。でも、少しだけ顔つきが変わった気がしました。
向こうでの生活も、どうやら充実している様子。大学では高校から続けていた弓道部にさっそく入り、先輩や友達の話も楽しそうにしていました。
「補欠だけど団体メンバーに選ばれた」
そう得意げに言うので、「なんでだ?」と聞けば、
「上手いから」
なるほど。予想はしていましたが、なかなかの大口です(笑)
入学式の日の話もしてくれました。電車の乗り換えがわからず、次女に連絡しながらなんとか最寄り駅へ到着。そこからは人の流れについて行って無事会場入りしたそうです。都会っぽいのか田舎っぽいのか、よくわかりません。
料理も頑張っているようでした。自炊した料理を、わざわざ洒落た盛り付けにして妻へ送ってくる。「うざい」と言いながら、その写真を見て笑っている妻の顔が、なんだか嬉しそうでした。

ただ、帰宅して一晩経つと、もう完全に”飯田の人”。さっきまでの都会感はどこへやら。全く成長もブランクも感じさせない姿に、思わず笑ってしまいました。
向こうでは向こうなりに、少し背伸びをして過ごしているんでしょう。帰ってきて、ようやく鎧を脱いでいる。そう思うと、なんだか眩しく見えました。
自分にも覚えがあります。この仕事を継いだばかりの頃、現場では平気な顔をして、家に帰ると不安で眠れない夜もありました。あれも今思えば、若さゆえの鎧だったのかもしれません。
最近はすっかり自然体で、肩肘張ることも減りました。でも息子を見ていて、たまにはカッコつけてみるのも悪くないなと思った春でした。
さて、今日は少しだけ背伸びして仕事します。
感謝。