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代表ブログ

自然
2020.7.10

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
7月7日の夜、雨間の夜空に打ち上げられる花火を見ました。
地元では毎年、夏の打上げ花火の始まりとして知られる『冨士山稲荷神社例大祭(麦わらまつり)の花火』です。
かつて神社周辺が麦畑で、収穫後の麦わらを松明にして祭を行ったことから「麦わら祭り」と呼ばれているそうです。 飯田の夏の花火は、この例大祭から始まり。
奉納煙火は約800発と発表されておりますが、今年は15分の打上げで終わりました。
「今年はこれが最初で最後かもな」と思い窓を全開にして音も楽しめました。
貴重に感じながら見る花火はいつもよりも風情があり、大変な時世でも夏の訪れを味わうことが出来ました。
花火師、関係者の皆様ありがとうございました。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


未だに収束の兆しが見えてこないコロナショックの中、列島を集中豪雨が襲いました。
豪雨の原因は「線状降水帯」と言われるもので、線状降水帯をもたらす水蒸気は日本の場合は全て海の上から入ってくるので、海の上での観測が重要になって来るそうです。
つまり海上の気象状況に左右される線状降水帯の発生は、現在の観測データだけでは予測することが難しく、より警戒が必要だと有識者が話していました。
予測が難しい雨ですで、本当に困ってしまします...。

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当地域も今回の豪雨は例外ではなく、水曜日朝には警戒レベル5が発令されました。
出社してきた職人を集め、この日の『休工』を決めました。私の記憶では、2014年2月15日の大雪以来の休工です。
「今日は雨対策の日で動こう!」と言って棟梁達はアフターが発生した際にいつでも出動できるように工場で待機させました。
心配した天気は昼までに回復したので良かったのですが、こういった事態が続くと更にBCP(事業継続計画)が重要になってきます。
BCPは以前私が、俄仕込みで作成したものがあるのですが実際は絵に描いた餅。
社内で今一度、目的の理解から共有し、役割を確かめ訓練等も行わなければと思いました。
大切なのは何よりも人命です!

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次々と起こる予測困難な災害。自然に対する人間の無力さを痛感するばかりです。
全ての危険から守れる家を作りたい!と努力に努力を重ねても、時に大自然は表情を変えてそれを凌駕し壊していきます。
太古の昔から家づくりは、それとの戦いだったのだとは思いますが、逆に自然が与えてくれる恩恵までも制御してしまうような考え方も現れてきました。
大きな自然に泣いたり、笑ったり、願ったり、人間らしく。
剛を剛で制するばかりではなく、上手に寄り添う方法を考えた方が良さそうな気もしています。感謝!

証として
2020.7. 3

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
スマホから緊急警報が発令されるほどの豪雨に見舞われた今週の南信州も、穏やかな天候に戻りました。
本日はちょうど良い感じです♪※少し蒸し暑いですが...
『ちょうどいい』の感覚は人それぞれなのでしょうが、広い意味でなんでも程々が良いですね。
極端な事態が多くなったと感じる昨今は、この『ちょうど良い』感じが落ち着きます。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


工程の合間で作成していた【大工スペース(仮称)】の作成も完成間近。
仕上げの塗装工程を残しておりますが、井坪の大工達の想いが感じられるスペースになってきました。

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今回のスペース作成をするにあたって、はじめの整理の段階で今は使われなくなった道具が棚の奥の方から結構出てきました。
「お〜あったな!あった!」「そうそうこれを使っていたんだよ!」と思い出がフラッシュバクする過去の相棒たち。
四半世紀前は『新兵器』などと言って現場の中心でバリバリに活躍していた道具たちです。


しかしながら整理をしていた若手の大工達にとっては、使った事のないただの古びた道具です。
整理をしなければならない彼等から、「社長これどうしますか?」と尋ねられました。
「う〜ん...もう使わんでな...」「そうですね〜使いませんね」「とにかく一回まとめて出しておいてくれ」と指示を出し少し考えてみることにしました。


しばらく色々と考えて『使用する機会がなければ処分するしかないか...でもな...』と考えていた所、工場のスタッフも同様に色々と考えていたらしく私の所に来ました。
「社長、あの道具なんですが場所は考えるので証として保存しておいたほうが良いと思うんですが」という意見を頂きました。
「証か!そうだな、捨てるのは簡単だけど。戻らんでな」「ホコリをとって、いい形で保管しよう!」生き字引きとなる道具を皆が大切に考えていることがわかりました◎

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道具は使用されてこそ価値のあるモノ。それ以上のモノが現れれば旧バージョンは処分されて行きます。
ただしそのモノが想いとひっついていた場合簡単に処分は出来ないのかも知れません。
古くなっても愛着を持って守られる家も同じなんだと思います。
バージョン変化は今後も凄いスピードで進むのだろうけど、一つ一つへの愛着や想いは持っていたいものです。
今回も社員さんからひとつの美心を感じる出来事でした。感謝!